経済

盗難?太陽光発電所で“ケーブル大量切断” 手慣れた犯行に見えるも現場には…【新潟・五泉市】 (22/04/15 18:43)

銅ケーブル 盗まれる

新潟県五泉市にある太陽光発電所でケーブルが大量に切断される事件が発生しました。

手慣れた犯行にも見える一方、ある不可解な行動が関係者を困惑させています。 五泉市にある『五泉メガソーラー発電所』。 6000枚あまりの太陽光パネルが設置されたこの場所で、少し不思議な事件が起きました。

【越後天然ガス 供給保安グループ 佐藤智久マネージャー】 「来たときには、マンホールが全部開けられていた」

パネル近くのマンホール内をのぞくと、現れたのは切断されたケーブルの端です。 3月28日午前8時半ごろ、発電所の近くを散歩していた人から「盗難に遭っている感じがする」と管理会社に連絡がありました。 担当者が駆けつけると、敷地内のマンホール17カ所が全て開けられ、そして中のケーブルが切断されて無くなっていたのです。 ケーブルは発電した電気を集めるためのもので、中には銅線が入っていました。

【記者リポート】 「太陽光パネルのケーブルは地中を通り、マンホールを開けると見ることができます。一方、このマンホールはかなり重く、開けるのは重労働であることが分かります」

マンホールを開け、それぞれの場所でケーブルを切断して引き抜くという、かなりの作業量が伴う今回の犯行。さらに門のカギも壊されていたほか、防犯カメラのケーブルも切られていました。 手慣れた犯行にも見えますが、ある不可解な点が…

【越後天然ガス 供給保安グループ 佐藤智久マネージャー】 「銅を売ってお金にする予定だったのだろうとは思うけど、何であれだけの量が残っていたのか、ちょっと不思議で…」

倉庫にあったのは、切断された大量のケーブル。担当者が駆けつけた際に、敷地内のあちこちにケーブルが積まれたまま残されていたのです。

【越後天然ガス 供給保安グループ 佐藤智久マネージャー】 「これだけの量が残っていたので、盗難かどうかの判断がちょっと難しいという状況。時間がなくなって切り上げたか、最初から見通しが甘かったか」

復旧のめどは立っていない発電所。 電力会社へ売る電気のため、市民への影響はないものの、会社の損失は1カ月で約600万円にのぼると言います。

【越後天然ガス 供給保安グループ 佐藤智久マネージャー】 「セキュリティー対策をまず向上させたうえで、復旧にとりかかっていきたい」

警察は窃盗未遂事件として捜査しています。

誰が?どうやって? 発電所で銅線ケーブル1300万相当の盗難【Nスタ】

■“銅線ケーブル”1300万円相当が盗難に 問題が起きていたのは群馬県太田市にある「おおた太陽光発電所」。 敷地内に無造作に置かれていたのは、切られた銅線ケーブル。「太陽光パネル」と「電気を変換する機器」を繋ぐために地面に張り巡らされていたものです。その断面には、鋭利なもので切断されたような跡が・・・ 市が運営するこの発電所で3月、銅線ケーブルが大量に盗まれる事件がおきました。

太田市脱炭素推進室 空井智 室長 「全部合わせると、約2.5キロメートルくらいのケーブルがなくなっている。重さにして約7トン。金額にして、約1300万円」

約1300万円相当の銅線ケーブルは、どこから盗み出されたのでしょうか?

■とうやって?“普通の人間の力では無理” 犯人はマンホールをこじ開けて、地面の下を通る銅線を抜き去ったとみられています。

太田市 脱炭素推進室・空井智室長 「(銅線ケーブルは)普通の人間の力では引き抜くことはできないと思う」

また、現場には応急処置の跡が痛々しい、破壊されたフェンスが。ここから、大量の銅線ケーブルを持ち出したとみられるといいます。

■今でも発電量が6分の1に この大がかりな犯行に気付いたのは3月24日。この発電所の発電量が従来の6分の1程度しかなかったことからでした。現在も・・・

太田市 脱炭素推進室・空井智室長 「全体の6分の5の電力を失っています。本当にショックで・・・」

市の発電所が被害にあったことに市民はどう思っているのでしょうか。

太田市民 「とんでもない話ですよね」 「(市には)ちゃんと管理していただいて、今後は盗まれないように徹底していただきたい」

市は被害届を提出。警察は窃盗などの疑いで捜査しています。

個人的見解

全国の太陽光発電施設で送電の銅ケーブルが盗難にあっています。狙われているのはケーブルに使われている銅。銅の値段はどんどんあがっており、3年前のおよそ2倍です。

銅は電気を通しやすい性質があるので、電気自動車や半導体に使われています。これらの需要の増加に伴い銅の価格も上がっている。